春夏秋冬を彩る花々や、京都の伝統文化が香る舞妓達、ときにエキゾティックな女性像を森田りえ子は卓越した描写力で表現する。森田りえ子は現在の京都画壇にあって、次代の日本画を託されている女流作家だ。今回は佐々木豊の師であった故・三尾公三を通じて知己である二人が、縦横に画論を展開する兄妹?対決です。