高橋美江 絵地図師・散歩屋
窪島誠一郎「ある若い画家への手紙」−信州の二つの美術館から−
もぐら庵の一期一印


居住地 鎌倉に漂う 幻妖な磁力は 絵師の瞳にどのように映り、そ筆を動かすのか──。

圧倒的な緻密さを誇る官能的な美少年・美少女作品と、 ウェブ連載で書きためたエッセイをもとに、 幻惑作品の源泉に迫る。

 判型 : A5判 上製
 頁数 : 160頁
 定価 : 3,465円(本体 3,300円+税)
 発刊 : 2010年4月30日
 ISBN : 978-4-87586-193-5 C0070
 
 ウェブ連載 Backnumber
 ■その1.「亡者の夜宴」
 ■その2.「吸血鬼の誘惑」
 ■その3.「廃墟の囁き」
 ■その4.「境界線上の少年」
 ■その5.「迷宮としての身体」
 ■その6.「ハンス・ベルメールの蟻」
 ■その7.「黒色幻想」
 ■その8.「春宵の赤い月」
 ■その9.「幻視の森」
 ■その10.「万華鏡の中の少女」

 ■その11.「華宵憧憬」
 ■その12.「金色ののぞき眼鏡」
 ■その13.「龍の鱗」
 ■その14.「夢窓庭園」
 ■その15.「屍骨の夢」
 ■その16.「角のある少年」
 

■山本タカト 連載第二弾
「山羊のいる庭で」
好評連載中!
 
●山本タカト
1960年秋田県生まれ。1983年東京造形大学絵画科卒業。91〜93年〈浮世絵ポップ〉様式を試み、94年頃より、発展させ洗練させた〈平成耽美主義〉様式を打ち出す。耽美小説、幻想小説、官能小説、時代小説などの挿絵のほか、文芸誌や単行本などの表紙絵を担当。現在は、画集の刊行ほか各ギャラリーにて作品を発表している。
東京イラストレーターズ・ソサイエティ会員、国際浮世絵学会 会員。
http://www.yamamototakato.com/