スペイン・リアリズムのカリスマ、アントニオ・ロペスから直伝を授かった数少ない画家のひとりが原崇浩氏。写真の時代になぜリアリズム絵画か? 佐々木豊氏のホンネの直球を、新鋭原氏はどのように打ち返すか。写実絵画の市場人気を揶揄しつつも、佐々木氏所属の国画会の後輩から、本格派が登場することへの期待も熱く、熱戦の火ぶたが―。