人間とは何か…、自分自身とは何か…。素直に受け入れたい心と、その裏側にじっと巣くう懐疑…、そして葛藤…。描くことと自分の今が直結してないと前に進めない、増田常徳とはそんな作家なのかも知れない。一昨年のドイツ研修を終え、さらに根源的なテーマに取り組み出した増田常徳。そんな彼の創作の原点に佐々木豊が迫る。