独特なマチエールを、まるで求道者のごとく、愚直にひたすら探求し続けるわたなべゆう氏。河口湖畔近くのアトリエに一人こもって制作する姿は風貌まで仙人そのもの。都会を離れ自分の時間軸を乱すことなく、静かに時代の流れにたゆたう男だ。大きな個展を控えたわたなべゆう氏と佐々木豊氏の久々の会話を追ってみた。