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●佐藤美術館で開催中の展覧会で3階に展示されているのは、色が使われているという意味で、巨大パネルの作品とはやや趣の異なった作品が出品されています。
僕の絵には2種類あって、ひとつはいわゆる自分の中では水墨調と呼ぶ、モノトーンの世界、もうひとつは3階に展示されている色の入った世界です。色の入った世界は「この色よりもこっちの方が合うな」などと、後で考え直して塗り直せるような、修正が利く部分があります。「ここでこの色をこのように見せようかな」と思ったら、「じゃあ隣りにこの色を塗っておこう」という感じです。形が先にあって、後で、「この絵はブルーで見せてみよう」などという場合もあります。
●大きい作品で、色が入っているものはあるのでしょうか?
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