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改札口の前の通路に設置され、陶板約600ピースでつくられます。絶えず往来のある場所なので巻物を想定して、どちらから歩いても晴れということで題名も「晴れのち雨のち晴れ」としました。またこれは世の中の人みんなに対する応援歌なのです。楽しんでもらいたい、明るく過ごしてもらいたい、元気になってもらいたいという気持ちをこめています。そういうコミュニケーションがオープンスペースアートには欠かせないし、そこが面白いところだと思います。作品では宇宙樹を中心に、海があって、川があって、空につながるという命の「共生」と「循環」をひかえ目に意識しています。宇宙樹から昆虫や花などが生み出されつつある状態を、いろいろな思いやもの、文字や数字とともに大胆に、またひっそりと、らくがき風に散りばめています。 |
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