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大学の仕事の中で、大事そうでツライのは、書類の作成ですね。
大学の仕事をしていると、どうしてなのか?どうしても、これを書かなくてはいけないのです。しかし、僕のような、アーティスト(?)が本来の絵画作品制作の為に空けておいた時間を割いて、一生懸命書いた力作の書類が、どれほどの意味があるのか・・。事務的に目を通されて、「ハイ終わり。」というのでは、あまりにも虚しい。・・・ムナシ過ぎる!!
一人の作家の表現活動の中で、無い知恵を絞り出し、書類作成という、むくわれぬ表現行為を、人知れず行っているアーティスト達。そんなカワイソウナ芸術家の為に、今後日本社会では、それらを、もっと評価していくべきなのではないだろうか。「日本書類大賞の芸術部門の努力賞」とか、世の中には、そういったものは無いものなのだろうか!!などと虚しく妄想するばかりなのです。
「ひとりごと」を書こうとする時も、これから作成しなければならない書類が、僕の前に、山のように、いくつも立ちはだかるのです。そしていつも僕は、書類山脈の踏破の途中で力尽き、「ひとりごと」のところまでたどり着けないでいるのです。 |
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