高橋美江 絵地図師・散歩屋
もぐら庵の一期一印
 「大学院のオリエンテーションは、山の上でやろう!その後、フキノトウを採りに行くぞ!」という、松本先生のかけ声で、大学院のオリエンテーションは、西蔵王高原の展望台でやりました(大学のすぐ裏の山の上です)。とても開放感のある授業でした。
 その後、学生達と山菜採り。夜は「フキノトウ・パーティー」で盛り上がりました。中でも、番場先生の「フキノトウの酢みそ和え」は最高でした。写真に撮っておけば良かったと悔やまれます。毎年やっているので、最近はだんだん手慣れてきたようです。
 
大学院のオリエンテーション。「目を閉じて、自然の音を聞いてみろ。」と、松本先生は言ったのでした。
大学院の学生たちは、自分の思っていることなどを話しました。
   
展望台と芸工大の途中には、フキノトウがたくさん顔を出していました。学生も先生も一緒になって、山菜採りに励みました。
松本先生も採ってます。
   
足がドロドロになってしまいました。洗っています。
こんなにたくさん採れました。夜になってから、てんぷらや酢みそ和えにしていただきました。番場先生は、別のところでいろいろな山菜をたくさん採ってきました。
 芸工大の日本画コースは、写生をすることをとても重要視していて、写生をさせる授業が沢山あります。5月の中旬には、羽黒山へ写生旅行へ行って来ました。僕にとっては、羽黒山は初めてだったのですが、深い森の中で写生をしていると、なんだかとても幸福な気分でした。制作の為の色々なイメージが湧いてきます。
じじ杉といわれている、杉の大木です。学生が写生してます。
※画像をクリックすると大きい画像が見られます。
     
こちら側にも写生をしている人がいます。静かな、すばらしい森でした。
羽黒山の五重塔は、深い森の中にありました。
   
森の中でこんなお地蔵さんを見つけちゃいました。
アトリエの中です。ニカワを溶かしているようです。
   
この子はまだ3年生ですが、150号を描いてます。大作を描く子は、多いです。
モデルガンで遊んでいます。こういうオロカモノは、必ずいるものです。
 
     
■それから、前回の時少し話に出ていた「日本画」シンポジウムの本が出版されました。
 
「日本画」―内と外のあいだで    
 シンポジウム〈転位する「日本画」〉記録集
「日本画」シンポジウム記録集編集委員会[編]
 発行:株式会社ブリュッケ
 TEL:042-580-0058
 FAX:042-580-0136 

現代の日本画に興味のある人は、必読の本ですよ。
(僕もちょこっと発言してます。)
   
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