山本タカト 幻色のぞき窓
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高橋美江 絵地図師・散歩屋
窪島誠一郎「ある若い画家への手紙」−信州の二つの美術館から−
もぐら庵の一期一印
文人閑居して文字に遊ぶ

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今月の写真
サボテンの花の写真を加工しました。蕾の中から光を発しているようで、きれいですね。蓮の花のように神々しくもあります。この花のエピソードは、「風景三段論法」でご紹介

イントロ 今回はテーマを「不自然な自然」と決めて写真を揃えました。以前、医者にかかった時、その先生が漢方を使う方だったので、私は「漢方は自然のものだから、毒性がすくないんですね」と言いました。そしたら、先生は「そうとは限りません。自然の方が毒性が強いものもあります。例えばトリカブトとかね…」と言われました。私たちが何気なく信じていることが、案外、見当違いだったり思い込みだったりすることがあります。今回も写真を中心に、そんな不自然な自然の風景を集めました。

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「3色蝶」(千葉県・松戸市)   「迷い」(千葉県・松戸市)  

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「共生」(滋賀県甲南町) 「根か幹か」(カンボジア)
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「ストレス」(福島県福島市) 「首の無い蛇」(カンボジア)
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「美人薄命」
(東京都・自宅)
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 長さ10数センチほどの花を、毎日、楽しみに見ていました。が、待てど暮らせど固い蕾が開く気配はありません。毎朝、サボテンの花を見るのが日課になりました。
 ページ最上部「今月の写真」はこの花の写真を加工したものです。

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 猫の額ほどの庭の片隅に、サボテンが植えてあります。ねぎしの地図で描かれた巨大サボテンの若芽(?)を分けていただき、昨年の10月頃に植えたもの。若芽といっても、長さ30〜40センチもある一抱えするような大きさ。そして、ある日気づくと、立派な花が付いていました。
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 ある日、気づくと少し花が開き、今晩あたり開花と期待しました。ところが、相変わらす何回見てもそれ以上咲くことはなく…数日後には首をうなだれるようにしおれてしまいました。サボテンの花は1〜2日でしぼんでしまうものもあるとか。どうも、この写真は開花したあとだったようです。だから、美人薄命。
 


プロフィール
  プロフィール

高橋美江(絵地図師・散歩屋)


1953年生まれ。東京都出身。生粋の江戸っ子。武蔵野美術大学卒業。高橋デザイン室主宰。東京観光専門学校・儀礼デザイン講師。グラフィックデザイナー、イラストレーターの枠を超え、行政や企業のイベント、商品企画をも手がける異色派。絵地図師として、全国200ヶ所以上の絵地図を制作、その取材で得た経験をもとに、NHK文化センターでまち歩きの講座を3クラス持つ散歩屋でもある。専門は、まちの「ハレ」と「ケ」を見つめる『お散歩民俗学』。

【TV出演情報】
毎月、NHK 総合「こんにちは いっと6 けん」の 『とっておき東京便』美江さんの散歩コーナーに出演。
番組開始時刻は11:05AM〜(一部関東圏で放送はされないこともあります)
※次回放送は12月 25日(金)まち歩きは「高輪」。
※基本的に毎月第4金曜日が放送日です。
http://www.nhk.or.jp/shutoken/6ken/

【まち歩き講座】
NHK文化センター青山教室、横浜ランドマーク教室で講座を開催しています。
●青山教室「人・まち・味の出会い旅」
http://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_442724.html
●横浜教室
「東京下町小さな旅-1」
http://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_440651.html
「東京下町小さな旅-2」
http://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_440650.html