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●第50回● かばづくりの日記最終回 あとがきにかえて
一年というのは、過ぎてしまえばなんてあっという間なのでしょう。かばづくりの一年を振り返ると、春は浜松、秋は東京での個展で、その間に「かばのはこ」の出版があり、やはりこの一年もかばでした。私が個人的にかばに関わって過ごしているのはまあいつものことですが、今年は全国的に何かとかばが人々の注目をあつめた一年だったように思います。ヒポミさんのかば祭りは盛大で、多くの方がかばの魅力を発見、又は再確認していましたし、かば好きで有名な俳人の坪内稔典さんの日本全国河馬めぐり「カバに会う」がつい先月出版され、多くの方が手にとって楽しんでいることと思います。私はこの本を松本の本屋で購入して早速読みましたが、なんと先日坪内先生ご本人が、若輩のかばづくり宛にサイン本を贈ってくださり、カバ界の巨匠からの大変嬉しいプレゼントとなりました。これもかばのありがたいご縁ですね。というわけで、2008年はいよいよ時代がかばを求め始めた「かばの年」だったと思っていますが、皆さんにとってはどんな2008年だったでしょうか? |
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