墨 ニュークラシック・シリーズ
金子鴎亭
昭和の書の巨人の業績を1冊にまとめ、
後世につなげていくことを目的として刊行される、シリーズ第3弾!
中国・日本の古典文学を原文のまま書くのが「書」であった時代に、時代と共にあるべき書の姿を模索し、書の概念までを動かした一人の人物の存在があった。「近代詩文書」の生みの親にして、創玄書道会の創始者、金子鴎亭。その存在自体が、いまや現代の私たちを導く「21世紀の新古典(ニュークラシック)」と呼ぶにふさわしい。
【本書の内容】
- 作品選
- 何が、あるべき動向か…──中野北溟解説
- 現代を生き抜く書
- 独創と昇華
- 終生にわたる古典との対峙──石飛博光編
- 資料
- 金子鴎亭の言葉──大井錦亭編
- フォトアルバム──加藤有鄰編
- 年譜──創玄書道会編