墨 ニュークラシック・シリーズ
安東聖空
昭和の書の巨人の業績を1冊にまとめ、
後世につなげていくことを目的として刊行される、 シリーズ第2弾!
昭和の「かな」の隆盛の一翼を担い、古筆研究による多彩な表現法を展開した安東聖空。その後、書風は次第に簡素にむかい、自詠の短歌・俳句作品が主軸となる。読みやすく品格の高い「かな」の誕生──。安東聖空芸術は、いまや現代の私たちを導く「21世紀の新古典(ニュークラシック)」と呼ぶにふさわしい。
【本書の内容】
- 作品選
- 平明清澄な「かな」の美
- 普遍的な「かな書」の確立
- 簡素にして気品あふれる大字書
- 歴代天皇御製百首(抜粋)
- 聖空百人一首(抜粋)
- 聖空芸術の継承者たち
- 資料
- 安東聖空のことば──かな古筆研究を中心に
- フォトアルバム
- 年譜