集中力のひみつ
伊藤丈恭・著
ロングセラー『緊張をとる』シリーズの第2弾!
今度のテーマは「集中力」です。
演劇的アプローチによる集中力の“作り方"と“使い方"を物語形式で紹介します。創造性を高める集中力のひみつは“感受性の集中"と“論理性の集中"にある!
物語の舞台は浅草。
広告代理店に勤めるポジティブキャラのポジ男とネガティブキャラのネガ子が、クリエイティブ部への異動をかけて“元"喜劇俳優の誠から集中力のひみつを教わります。
▼本書より
「集中力を無視したら集中できるんだ。クソマジメ君は、集中のために
集中だけを考えてるから集中できないんだよ。想像力だよ、想像力! 」
「みんな集中力が実感できるまで頑張ってる。でもその実感の中身は『力み』」
「集中できないのは集中の責任じゃない、興味と疑問の責任だ」
「理想像を追いかける人は、ゾーン以外は集中力じゃないと思って空回りしてる」
「集中力って一点集中だけだと思われてる」
「思考回路だけ身につけろ。そしたら集中力なんかパッコ〜ンだ! 」
【目次】
- 序◎集中力は直接操作できない
- 第一話◎感受性の集中
- 第二話◎感受性の伸ばし方
- 第三話◎論理性の集中
- 第四話◎集中力の鍛え方
- 第五話◎ハードルを下げる
- 第六話◎集中力でアイデアを出す
- 第七話◎集中力を伸ばす心構え
- 第八話◎楽しみやすくする
- 第九話◎慢心が集中力を奪う
- 終話◎その後
【プロフィール】
伊藤丈恭(いとう・たけやす)
演技トレーナー。1967年生まれ。大阪出身。19歳より、故・吉沢京夫よりスタニスラフスキー・システム、ゼン・ヒラノ氏よりメソッド演技を学ぶ。現在、アイゼ・アクティング・ワークショップを東京・渋谷近郊で開講中。参加者は延べ9万人を超える。