石川九楊の臨書入門
石川メソッドで臨書の実際を学ぶ
石川九楊・著
好評の石川メソッドによる「入門シリーズ」第3弾!
「臨書は大切と考えているけれど、つい敬遠してしまっている」「どこから、どのように手をつければいいのかわからない」…本書ではこれらの疑問に答え、楽しく、美しく書をかくための理論と実践法を大公開!魅力的な臨書の世界へご案内します。
書道界きっての理論派による画期的な書道入門シリーズ!
見やすく、分かりやすい2色印刷で、初心者から再入門者まで学べます!
【本書の内容】
- ■第1部 臨書の理論
- ◇臨書とは何か?/臨書の四つの意義
- ◇現在の臨書の問題点……1「形臨・意臨・背臨」論の功罪
- 2「創作のための臨書論」の誤り
- 3 今こそ臨書の復権を!
- ◇用具と臨書サイズ/臨書の方法/手本の選び方/書史をどう見るか?/目習いと手習い
- ■第2部 臨書の実際
- ◇楷書〈雁塔聖教序、九成宮醴泉銘、多宝塔碑、牛ケツ造像記、爨宝子碑、天平写経〉
- ◇行書〈松風閣詩巻、蜀素帖、黄州寒食詩巻、蘭亭叙、祭姪文稿、行書五律五首巻、風信帖〉
- ◇草書〈自叙帖、書譜、十七帖、李白憶旧遊詩巻、飲中八仙歌巻、草書五言律詩軸、臨王献之・
- 王羲之帖軸〉
- ◇隷書〈曹全碑、礼器碑、居延漢簡、餌菊詩〉
- ◇篆書〈泰山刻石、篆書白氏草堂記六屏、臨石鼓文四屏〉
- ◇かな〈寸松庵色紙、升色紙、高野切第一種、針切、日野切、粘葉本和漢朗詠集、白楽天詩巻〉