中原亜梨沙ジクレー
凛とした女性像を描いて人気の日本画家・中原亜梨沙。その代表作4点がジクレー(超高精細デジタル版画)になりました。再現性抜群の技法「アーカイバル®」により生み出された本作は、寡作な画家の妥協ない筆跡をじっくりとご堪能いただける逸品です。色の再現性を突き詰めた究極の“作品”が誕生しました。
本作は、芸術新聞社が現代の注目すべき作家とコラボレーションする企画、「蔦重プロジェクト」の第1弾となります。
版画作品の技法 アーカイバル®とは
原画を絵画専用特殊スキャナーにより画像として取り組み、長期保存のための特殊顔料インクで版画用紙に吹き付けて制作する方法です。100年近い保存性を実現するとともに、日本の広範囲な湿度の変化にも耐えうる特徴を持っています。
数ある版画技法の中で最も原画に忠実な技法として認められており、さらには単なる複製に留まらない独自の芸術性を追求したものとして注目されています。本技法は、アメリカのスミソニアン美術館の豊富な原画コレクションの複製画や、国内でも数多くの版画などに採用され、高い評価を得ています。
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おもかげ
画寸:38×29.6cm
紙寸:43×33.6cm
額寸:50.9× 39.4cm
原画制作:2015年
定価:57,200円 |
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ねこ娘
画寸:38×22.5cm
紙寸:43×26.5cm
額寸:50.9×39.4cm
原画制作:2017年
定価:55,000円 |
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ひらいて、むすんで
画寸:30.3×39cm
紙寸:35.3×43cm
額寸:39.4×50.9cm
原画制作:2016年
定価:57,200円 |
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虹色のぬくもり
画寸:38×27.9cm
紙寸:43×31.9cm
額寸:50.9× 39.4cm
原画制作:2013年
定価:57,200円 |
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【プロフィール】
中原亜梨沙(なかはら・ありさ)
日本画家。1984年沖縄県生まれ。2011年東京藝術大学大学院美術研究科修士課程日本画専攻修了。14年中原亜梨沙 日本画展(池袋東武)ほか個展、グループ展、アートフェア出品多数。16年『中原亜梨沙画集 ゆうなれば花』(芸術新聞社)を出版。17年化粧品「エリアファンデイ」(FLOWFUSHI)の広告に作品提供。無所属。