池永康晟(いけなが・やすなり)
日本画家。1965年大分県生まれ。大分県立芸術緑丘高校卒業。独学で日本画を学ぶ。30代は独自の絵肌を創り出すことに没頭し、40代より本格的に制作活動を始める。麻布に岩絵具を用いて描く「美人画」は無二の質感と色調を持ち、清楚さと官能という相反するものを孕む。
アートフェア東京、ART TAIPEIなどに出品。第8回菅楯彦大賞展百花堂賞。また、国内外で本の装幀や文房具に作品イメージを採用されることも多い。さらにAKB48横山由依のファースト写真集に作品を書き下ろすなど異色の展開を見せている。2014年刊行の初画集『君想ふ百夜の幸福』は6刷を数える。