筆で楽しむ 臨書アレ?これ!
水川舟芳・著
古典を自分の作品に生かすための臨書活用術!
「臨書」とは、一言で言うと書の古典を手本にして習うこと。
しかし、臨書は臨書だけ、作品づくりは師風の物真似では
臨書の学習が作品に生きてきません。
そこで、著者独自の臨書活用法で、古典の名品に触れ、
そのエキスを自分の書に活かしていくにはどうすればよいかを解説。
書道の初心者が「臨書」を楽しむための手引書、新登場!!
1 書道はもう時代遅れ?
2 書道は心を癒やすお宝の山
3 臨書で個性を伸ばそう!
4 では、臨書とはなんぞや?
5 小筆で全臨してみよう
6 拡大臨書は線の活躍を意識して
7 摹本と拓本との見方、考え方の違い
8 文字を展開して遊んでみよう
9 集字して作品の草稿を作ってみよう
10 注意したい字典文字の選び方
11 余白美は鑑賞力を磨くことで身につく
12 なぜ王羲之は書聖なのか
◎現代書家50名
書き下ろし【ハガキ臨書】収載
【著者略歴】
水川舟芳(みずかわ・しゅうほう)
1939年、神奈川県生まれ。本名博史、竹裏庵と号す。川島萌楊、三室小石、殿村藍田に師事し、古谷蒼韻、今井凌雪に益を受く。芳林書道院設立。月刊誌『芳林書道』発行。現在、(一財)毎日書道会参事・毎日書道展審査会員、一瀾書道会名誉会長、 神奈川県美術展審査会員、神奈川書家クラブ副代表、芳林書道院代表。
【著書】
『五山僧三十選』、『楷書の基本』、『かなの基本』、『三体詩五十選』、『書のこころ(1)』、『書は人生の羅針盤(書のこころ(2))』、『書の談話室(書のこころ(3))』、『ちくり庵主の自問ひめくり』、『江戸漢詩人六十選』、『自己流書道の応援歌(書のこころ(4))』、『筆で楽しむ 臨書アレ?コレ! 』