わかる授業の指導案55
予習から習得そして活用へ
鏑木良夫・著
小中学校の先生たちの悩み。── わかる授業をしたい。
子どものうれしい顔を見たい。学力を付けさせてあげたい。でも、子どもの意見をまとめきれない。活躍するのは一部の子どもばかりだ。授業を改善したい。どうしたら良いか……。そんな悩みを解決する、「予習から入る わかる授業」。子どもたちそれぞれが考える枠組みを持って学ぶ、授業プランを多数収録。
【目次】
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まえがき
- [I] 予習から入る授業の理論――先行学習
- 活用課題一覧
- [II] 先行学習から入る小中学校指導案
- (1)小学校
- 1 理科
- 3年理科「南北を向く磁石」
- 4年理科「金属の温まり方」
- 4年理科「水の温まり方」他
- 2 算数
- 1年算数「12-3の計算」
- 2年算数「3の段の九九」
- 3年算数「12×4の計算」
- 3 国語
- 1年国語「あいうえお表」
- 2年国語「カタカナのひろば」
- 3年国語「ともこさんはどこかな」
- 4 社会
- 5年社会「自動車産業」
- 5年社会「日本の工業地帯」
- 6年社会「国際社会の中の日本」
- (2)中学校
- 1 理科
- 1年理科「音の伝わり方」
- 1年理科「光の反射」
- 1年理科「均一に溶ける」
- 2 数学
- 1年数学「角錐・円錐の体積」
- 1年数学「文字式」
- 2年数学「連立二元一次方程式」
- 3 社会
- 3年社会「情報の取捨選択」
- 3年社会「平和主義と自衛隊」
- 4 国語
- 1年国語「アナウンス原稿」
- 2年国語「詩・大阿蘇」
- あとがき
【プロフィール】
鏑木良夫(かぶらぎ・よしお )
授業インストラクター。1948年、東京生まれ。埼玉県の教員を経て,40代後半で校長となる。小・中学校の校長時代も授業の現場から離れず,退職後は全国の学校(小・中・高・大)で飛び込み授業を実施。現在,年間100日以上,黒板の前に立つ。日本教科教育学会会員,日本教育心理学会会員,日本初等理科教育研究会顧問,認知ゼミナール主宰。著書に『ザ情意』(初教出版),『理科を大好きにするラクラク予備知識の与え方』『教えて考えさせる先行学習で理科を大好きにする』(学事出版),『教えて考えさせる理科小学校』(図書文化)ほか。市川伸一との共著『教えて考えさせる授業小学校』(図書文化)ほか。