展覧会案内創建1200年記念 特別展「神護寺―空海と真言密教のはじまり」
創建1200年記念 特別展
「神護寺―空海と真言密教のはじまり」
国宝 薬師如来立像
平安時代・8~9世紀
京都・神護寺蔵
通期展示
東京国立博物館 平成館
東京都台東区上野公園13-9tel.050-5541-8600(ハローダイヤル)
2024年7月17日(水)~2024年9月8日(日)
【前期展示】7月17日(水)~8月12日(月・休)
【後期展示】8月14日(水)~9月8日(日)
※会期中、一部作品の展示替えあり
※月曜・8/13(火)休館。ただし、8/12(月・休)は開館
※総合文化展は、8/13(火)開館
9:30〜17:00
※金曜・土曜は19:00まで(ただし8/30・31は除く)
※いずれも入館は閉館の30分前まで
観覧料:一般2,100円 大学生1,300円 高校生900円※前売りあり、スペシャルチケット(東京国立博物館正門チケット売り場での販売はなし)あり
※中学生以下、障がい者とその介護者1名は無料。入館の際に学生証、障がい者手帳などを提示
※東京国立博物館キャンパスメンバーズ会員の学生は、当日券1,100円(200円割引)。正門チケット売場(窓口)にて、キャンパスメンバーズ会員の学生であることを申し出、学生証を提示
※団体料金の設定・シニア割引なし
※事前予約不要。混雑時は入場を待つ場合あり
※本展チケットで、当日に限り、総合文化展も観覧可能
※チケットの払い戻し・キャンセル・再発行不可
展覧会公式サイト: https://tsumugu.yomiuri.co.jp/jingoji/
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京都市の北西部、高雄に所在する神護寺は、紅葉の名所として古くから知られてきた。天長元年(824)、高雄山寺と神願寺というふたつの寺院がひとつになり、神護国祚真言寺 (神護寺)が誕生。高雄山寺は平安遷都を提案した和気清麻呂の氏寺で、唐で密教を学んだ空海が帰国後、活動の拠点とした寺院だ。
本展は、824年に正式に密教寺院となった神護寺創建1200年と、空海生誕1250年を記念して開催される。
平安初期彫刻の最高傑作である国宝「薬師如来立像」や、日本でつくられた作例のうち、五体が揃う現存最古の国宝「五大虚空蔵菩薩坐像」が寺外で公開されるのは、いずれも神護寺史上初めてとなるほか、国宝 「灌頂暦名」や、約230年ぶりの修復を終えた国宝「両界曼荼羅 (高雄曼荼羅)」など空海ゆかりの宝物をはじめとした、神護寺に伝わる寺宝の数々が揃い踏みする本展は、またとない機会となる。
1200年を超える歴史の荒波を乗り越え伝わった、貴重な文化財を、堪能して欲しい。