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五鳳と光鳳 かな書“きよら”の系譜
PREVIEW

判型 : B5変形判 並製
頁数 : 112頁
定価 : 3,000円
発刊 : 2022年2月18日
ISBN : 978-4-87586-634-3 C0071





アーチスト・ブック

五鳳と光鳳

かな書“きよら”の系譜

日比野博鳳・編著

賀茂川を散策し水流を見つめる日々の中から生まれた五鳳作品の数々。
その悟りにも似た清澄な感性“きよら”は、静かに確かに、
次世代へと受け継がれてゆく。

【本書の内容】
序章 “きよら” の原風景
五鳳書法のベースを作ったもの
第一章 五鳳・はじまり「いろは歌」
作品:うつくしきもの/浦島/ちどり/山鳩/古草/いろは歌
第二章 五鳳・はばたき「ひよこ」
作品:うぐひす/布士のね/浮草/ひよこ/おやどり/初心/雀/子等を思ふ歌〈原書〉/月/大原女/赤とんぼ
第三章 五鳳・あるがままに「共にさくよろこび」
作品:久方の/うまさうな雪/モモ栗/身をすてて/奈良七重/柿の木/うらを見せ/海くれて/無事/流水/朋有/共にさくよろこび
五鳳逝く—父を偲んで—
第四章 光鳳・ “きよら” をつなぐ「四季」
作品:春の苑/夜をこめて/おほぞらを/わだつみの/月/みづうみの/花をのみ/春/もみぢ/四季(春・夏・秋・冬)/加茂川の四季/四季
Album 1 2 3
Essay 1 京の雅  父・光鳳について
Essay 2 近くて遠い人  祖父・五鳳
付録 五鳳・未発表作品
日比野五鳳・光鳳 略年譜

展覧会情報
【プロフィール】
日比野博鳳(ひびの・はくほう)
1960年 京都市生まれ
1983年 同志社大学文学部文化学科哲学専攻卒業
1988年〜2018年 京都教育大学附属高校、龍谷大学、
         京都府立大学、京都大学文学部講師を歴任
1988年 日展初入選
2000年・2002年 日展特選
2017年 日展東京都知事賞
2021年 日展文部科学大臣賞
現在:日展特別会員、日本書芸院常務理事、全日本書道連盟理事、読売書法会常任理事、花園大学文学部教授、同志社大学文学部講師、水穂会会長