三輪田米山 魂の書 改訂版
髙澤浩一・著
『生誕200年』米山ファン必携の決定版!
四国は伊予松山(愛媛県)の書人、三輪田米山。
1821(文政4)年に生まれ、1908(明治41)年に歿す。
幕末・明治の激動の時代を一人の神官として生きながら、
唯一無二の書を残した。
最新研究に基づく米山ガイドの決定版。
米山の書く大字書には迫力が漲っている。
それは形式などに捉われず、技巧を超越し、
書が心の内から躍動して書かれた為である。
私はそれを「魂の書」と言った。
——「序文」より
◉オールカラー320頁
◉作品・資料の画像を豊富に掲載するビジュアルブック
◉知られざる作品を多数収録
◉神社・寺院の石文・書跡78カ所を全ガイド(地図付き)
【著者略歴】
髙澤浩一(たかざわ・こういち)
1958年、千葉県県生まれ。大東文化大学文学部中国文学科卒業。二松學舍大学大学大学院修了。現在、二松學舍大学大学教授。