Home書道30回の授業で分かる 入門 日本書道史

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判型 : A5判 並製
頁数 : 288頁
定価 : 3,300円
発刊 : 2019年5月1日
ISBN : 978-4-87586-555-1 C0071





30回の授業で分かる
入門 日本書道史

杉浦妙子(華桂)・著

日本文化の根幹 「文字」「書道」の歴史がわかる!
空海、藤原行成、本阿弥光悦……日本の書の歴史には多くの名筆、名人が連ねています。 しかし単に見て覚えるだけでは、本当の書の姿は見えてきません。 大切なのは、背景にある政治や外国からの影響、さらに宗教、文化といった事象を 関連づけて書の流れを知ること。 長年、大学教員として日本書道史の授業を行ってきた著者の経験をふまえ、 30回の授業で日本書道史を解説します。

【本書の内容】
口絵
はじめに
第一章 日本の書の始まり
〈第1回〉 文字の伝来
〈第2回〉 剣と鏡に残る文字
第二章 大陸文化の影響
〈第3回〉 飛鳥時代の書
〈第4回〉 白鳳時代の書
〈第5回〉 奈良時代の書
〈第6回〉 聖武天皇・光明皇后の書
第三章 書のスター誕生
〈第7回〉 平安前期——空海の書
〈第8回〉 平安前期——最澄・嵯峨天皇・橘逸勢の書
第四章 日本独自の書風の発展
〈第9回〉 平安中期——小野道風の書
〈第10回〉平安中期——藤原佐理・行成・行成・道長の書
第五章 日本文化の起点
〈第11回〉仮名の成立と変遷
〈第12回〉仮名の王者 高野切
〈第13回〉院政期の仮名
〈第14回〉世尊寺家の役割と書流の萌芽
〈第15回〉仮名豆知識
第六章 信仰と書
〈第16回〉仏教伝来と写経
〈第17回〉平安時代の写経
第七章 スタイルの確立
〈第18回〉鎌倉時代の書
〈第19回〉室町時代の書
〈第20回〉震翰——天皇の書
第八章 書のルネッサンス
〈第21回〉桃山文化と書
〈第22回〉寛永の三筆
第九章 書文化の広がり
〈第23回〉江戸幕府と教育
〈第24回〉江戸の書——和様
〈第25回〉江戸の書——唐様と黄檗の書人
〈第26回〉江戸の書——唐様
第十章 現代へ続く道
〈第27回〉書の明治維新
〈第28回〉仮名の明治維新
第十一章 年表
〈第29回〉大和〜鎌倉
〈第30回〉鎌倉〜明治
あとがき
【プロフィール】
杉浦妙子(華桂)(すぎうら・たえこ(かけい))
書家、日本書道史研究者。読売書法会理事審査員、全日本書芸文化院運営総務、二松學舍大学、國學院大學講師

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