空山 基(そらやま・はじめ)
1947年生まれ。メタリックなセクシーロボットはあまりにも有名。リアル・イラストレーションの先駆者的な存在で、絶大な影響力をもつ作家。描かれるモチーフはエロティックで刺激的でありながら、透明感があり気品に溢れている。
寺田克也(てらだ・かつや)
1963年生まれ。漫画・イラストレーション・キャラクターデザインなど多岐にわたる活動は、世界中から注目され、もっとも勢いのある作家。濃厚でありながら伸びやかな世界観は観る者を圧倒する。『未来忍者 慶雲機忍外伝』(1988年、ナムコ)にて、キャラクター・コスチューム・小道具デザイン、『西遊奇伝大猿王』(1998年、集英社)ほか漫画・画集・著書多数。
田名網敬一(たなあみ・けいいち)
1936年生まれ。1960年代からメディア・ジャンルの境界を横断して、デザイン・アニメーション・実験映像、そして絵画・彫刻作品まで、幅広く手がけ、現代の可変的なアーティスト像の先駆者として知られる。サイケデリックでポップな世界観は独特で、誰も真似することの出来ない力がみなぎっている。多大な影響力をもつ作家。
江口寿史(えぐち・ひさし)
1956年生まれ。誰もが知るイラストレーションや漫画には、清潔感を伴った普遍性が現れ、時代の流れに漂うかのような軽やかな表現は独自の世界観をもつ。かわいらしく艶やかなキャラクターを生み出す手腕は唯一無二。代表作に「ストップ!! ひばりくん!」「すすめ!! パイレーツ」などがある。
フロリアン クラール(Florian Claar)
1968年生まれ。音楽や映画、科学、建築に基づいた作品を制作するドイツ出身の現代美術作家。複雑な構造の形態をダイレクトに表した彫刻や映像作品を得意とし、アジアを中心に国内外の公共空間に数多くの作品を設置する人気作家。主な作品設置に、六本木ミッドタウンや金沢21世紀美術館など。
中村哲也(なかむら・てつや)
1968年生まれ。プロダクトのもつ表面的な美しさやイメージを、彫刻作品として増幅、表現する現代美術作家。スピード感をモチーフとした大型彫刻を数多く制作する。パブリックアートやデザイン、企業とのコラボレーションなど、活動の幅は広い。