ロバート・ブルーム(Robert Frederick Blum)
画家。1857年アメリカ、オハイオ州シンシナティ生まれ。
1876年に万博で見た日本の展示がきっかけとなり、日本への渡航を思い描くようになる。
1890年、『スクリブナーズ・マガジン』の挿絵を依頼され、念願の来日を果たす。
1892年に帰国し、日本を題材にした《飴屋》《花売り》をパリ万博、シカゴ万博に出品。
《花売り》はシカゴ万博でゴールドメダルを受賞する。
1903年ニューヨークの自宅にて、肺炎により死去。
判型 : A4判 並製 コデックス装
頁数 : 120頁
定価 : 3,630円
発刊 : 2015年8月8日
装丁 : 中島美佳
ISBN : 978-4-87586-454-7
C0071
日本を愛した明治初期の画家ロバート・フレデリック・ブルーム、待望の初画集。
富士山や日光東照宮といった風光明媚の地や観光名所にはあまり関心を示さず、
市井に目を向け、人々の生き生きとした生活を描いた作品の数々。
日本での取材を基に描いた《飴屋》《花売り》《絹物商》《歌舞伎役者》《芸者》や、
来日前の絵を含めた45点を収録しました。
監修=岡部昌幸(帝京大学教授)
【メディア掲載】
・ 2017/5/28 フジテレビ「はやく起きた朝は…」で松居直美さんに
ご紹介いただきました。
・『日経新聞』2015/11/12夕刊に掲載していただきました。
・『朝日新聞』2015/8/23朝刊(視線)に掲載していただきました。