天野祐吉(あまの ゆうきち)
編集者、コラムニスト。1933年東京都生まれ。
創元社、博報堂などを経てプロダクション「マドラ」の設立に参加。79年4月、雑誌「広告批評」創刊。広告を単なる宣伝ではなく「表現」として位置づけ、日本における新たな批評ジャンルを確立。マスコミを対象にした評論活動も行う。2009年同誌休刊後、「天野祐吉作業室」を設立。各界のご隠居と自由闊達なおしゃべりを繰り広げる「隠居大学」がNHK「ラジオ深夜便」で人気を集めた。
2013年10月20日、死去。
著書に『広告論講義』(岩波書店)『天野祐吉のことばの原っぱ』(まどか出版)『成長から成熟へ さよなら経済大国』(集英社新書)『天野祐吉のCM天気図 傑作選 経済大国から「別品」の国へ』(朝日新聞出版)などがある。