JAZZ NOTE
大倉舜二・写真
決定版 ジャズ写真集
1961~90年に来日したジャズの巨人たちによる
幻の演奏シーンが蘇る!
★著名ジャズ演奏家120人掲載
未公開のファンキー・ショットを集大成。
◇写真家・大倉舜二氏が1961年から30年をかけて撮影した膨大なジャズ写真から精選。ステージでの白熱した演奏シーンだけでなく、バックステージでの魅力的な素顔が満載です。来日した著名なジャズ演奏家総勢120余(コンボ含む、一部アメリカで撮影)、掲載写真は200点以上。ジャズ・ファン必携の写真集成となっています。
【草森紳一「ファンキー・ショット!」より】
大倉舜二のジャズ写真には、初期のころから一貫して変わらないものがある。太古の静寂のようなものだ。それは、群千のジャズ写真とはっきり垣根をへだてるものである。基本的に「きまり」や「さわり」を彼は撮らない。撮っても、少しはずれたところで、「じわっ」としのびよるように体感的にとらえる。「きまり」は一見、動的だが、本来、静の裏打ちがあり、ほんのわずかにはずれたところを抑えると、その静が露れる。モダン・ジャズのスリルも、ブルースの本質もここにある。それは「間」といってもいいが、今のはやり言葉では「気」といってよい。
イベント情報アーカイブ
・写真展開催
「大倉舜二作品展「JAZZ NOTE」ー1961~1990ー」
2012/11/6〜12/2 JCIIフォトサロン
→詳細はこちら
・ラジオ番組放送
「オトナのJAZZ TIME」
2012/11/17および11/24/ラジオ日本1422kHz
11/18および11/25/ラジオ関西 558kHz
【プロフィール】
大倉舜二(おおくら・しゅんじ)
1937年東京生まれ。歌舞伎、ファッション、広告、料理、ドキュメンタリー、都市、生花など、多彩なフィールドの撮影で活躍。日本写真協会賞、講談社出版文化賞受賞。作品集は『Tokyo X』『Tokyo Freedom』『作家のインデックス』『歌舞伎―Kabuki today』『坂東玉三郎onnagata』等多数。