〈評伝〉竹久夢二
─時代に逆らった詩人画家─
三田英彬・著
生涯、女性を描き続けた夢二の根底にあったものは、
反時代的精神か、自由を求める葛藤か、それとも平穏を願う心だったのか─。
昭和43年に刊行された夢二研究の決定版『定本竹久夢二』の編集者の一人、三田英彬による長年にわたる研究の成果がカラー図版約40点、モノクロ図版約145点を掲載して遂に登場。
【プロフィール】
三田英彬(みた・ひであき)
1933年、北海道生まれ。横浜市立大学文理学部卒業、慶応義塾大学大学院国文学研究科修了。主な著書に『棄てられた四万三千人-樺太朝鮮人の長く苦しい帰還の道』『泉鏡花の文学』『青函隧道』『評伝 竹久夢二-時代(とき)に逆らった詩人画家-』などがある